*記事抜粋*
身体には8割の未開の能力があると考える。「宮本武蔵の『五輪書』には、朝から晩まで急いで走らないのに日々50里を行く人がいると書かれています。1日にだいたい8時間で200キロ走るとすると、今のマラソンの世界記録のペースを軽く超えてしまいます。しかも、よくある話という感じで書いてある。江戸時代には、そうした記録がいくつか残されています。現代の僕らの実態とかけはなれていても、これを事実とみて、人間の可能性を合理的に追求していくほうがおもしろいと考えました」
「もう一つは、人間の進化の過程から考えた理論です。人間は脊椎動物です。背骨があり、脳が幹状になって枝葉のように神経系が分かれる脊椎動物の基本構造は、魚類でほぼ完成しました。魚類がほぼその構造のまま、数億年繁栄を極めてきた事実は、魚類の背骨を波動状に動かす運動が、脊椎動物に
健康と高能力を保障することを証明しています」
健康と高能力を保障することを証明しています」
「江戸時代の身体運動は、現代の僕らとは次元が違いますから、動かすシステムも違うということです。大脳の発達を背景に手足を使うという四肢運動によって文明を築いた現代人が、身体で使っていないのはどこだろうと考えると、それは体幹部です。しかも体幹部は、骨格と筋肉が緻密に使える構造をしている。江戸時代の摩訶不思議なパフォーマンスは、体幹部を極めてよく使っていた結果だと思います」
以上
この記事を見ると人の身体の可能性はまだまだ深いのだと感じる
身体の可能性。諦めるのにはまだ早い。
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